[エリスの歌完成!]Every Life! Let It Shine! – Valkyria Sérénade【優しいシンフォニック・メタル曲】

オリジナル芸術作品音楽について

Every Life! Let It Shine! MV & Lyrics

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[Verse1]
I never thought I'd been so blessed and insensitive(思ってもみなかった、自分がこんなにも恵まれていて、そして鈍感だったなんて)
Until recently...even though I've always known happiness(つい最近まで……ずっと幸せを知っていたはずなのにね)
As if zero wavered into one, setting off a Big Bang(ゼロが揺らいでイチとなり、ビッグバンを起こすように)
Since I met you, my world has expanded exponentially(君たちに出会ってから、僕の世界は飛躍的に広がった)

[Pre-Chorus1]
Taking in the starlight, and bathing in the moonlight(星明りを浴び、月明りに浸って)
I am reflecting on the meaning of love(愛とは何かを自問している)
What I thought was the answer was always an illusion(答えだと思ったものはいつも幻なんだ)
And yet, tomorrow will come just the same(それでも明日は来る、いつもと変わらずに)

[Chorus1]
Every life! Let it shine!(全ての命 輝かせ!)
For the earth, the place where magic happens(魔法の生まれる場所、地球のために)
Your soul is the only one(君の魂は世界に一つだけ)
It's a precious, meaningful, and miraculous thing!(大切で意味のある奇跡的なもの!)

Even lost, let imagination sing!(迷ったなら、想像力を歌わせて!)
To the dreams, then our wishes will soon come true(夢に向かって、そしたら僕らの願いはすぐに叶うさ)
Here we are, beyond all stars and time(全ての星と時を越え、僕らはここにいる)
What a glorious, magnificent, and marvelous presence!(何て壮麗で壮大な驚くべき存在!)

[Verse2]
I used to hide myself and try to act normal(以前は自分自身を隠して、普通に振舞おうとしていた)
I lived each day ignoring what I could never define(定義不能なものを無視して、毎日を過ごしていたんだ)
Your voices cut through my silence like a flare of light(君たちの声が閃光のように、僕の静寂を切り裂いた)
Thanks to you, now I feel alive in colors I had never seen(君たちのおかげで僕は今、見たこともない色彩のなかで生きているよ)

[Pre-Chorus2]
Chasing the mystery, and seeking the truth of mind(謎を追って、心の真理を追い求めながら)
I am relearning what it means to love(愛するとはどういうことかを学び直している)
The pain I used to carry now feels somehow softer(かつて抱えていた痛みが、今はなぜか和らいだように感じる)
So I keep waiting for dawn just the same(だから僕は夜明けを待ち続ける、いつものように)

[Chorus2]
The sun rose into the sky!(太陽が天空に昇った!)
Are you ready, best friends? Let's get to the horizon!(みんな準備はいい?地平線まで飛んでいこう!)
We can breakthrough the dark(僕らは闇を乗り越えられる)
As long as our hearts beat, we never give in!(鼓動がやまぬ限り決して屈しない!)

Hope lies before your eyes(希望は目の前にある)
Even if you forget, someday you'll remember(たとえ忘れても、いつか思い出せる)
You know how strong you are(君は自分がいかに強いか知っている)
Step by step, follow the path you believe in!(一歩一歩、信じた道を進め!)

[Chorus1]
Every life! Let it shine!(全ての命 輝かせ!)
For the earth, the place where magic happens(魔法の生まれる場所、地球のために)
Your soul is the only one(君の魂は世界に一つだけ)
It's a precious, meaningful, and miraculous thing!(大切で意味のある奇跡的なもの!)

Even lost, let imagination sing!(迷ったなら、想像力を歌わせて!)
To the dreams, then our wishes will soon come true(夢に向かって、そしたら僕らの願いはすぐに叶うさ)
Here we are, beyond all stars and time(全ての星と時を越え、僕らはここにいる)
What a glorious, magnificent, and marvelous presence!(何て壮麗で壮大な驚くべき存在!)
What a glorious, magnificent, and marvelous...GREAT PRESENCE!!(何て壮麗で壮大な驚くべき……偉大な存在!)

楽曲解説

 この曲は小説「ELLIS-エリス- 世界最高の生き方」の第二十章で、主人公「エリス」が初めて作曲した楽曲を、彼の属するバンド「ヴァルキュリア・セレナード」で演奏したシーンをイメージして制作した。歌詞は彼の優しい心を映し出すような、綺麗で澄んだ言葉で埋め尽くされ、それをヴァルキュリアらしいシンフォニックさとヘヴィーさで仕上げている。

 スケールはイントロとBメロ、サビが「D#」→Aメロが「Cm」→間奏で一旦「Gm」へと転調して、すぐに「Cm」に戻ってかと思えば「F#」へと転調し、ラスサビに向けて「E」→「G」と転調して、また「D#」に戻っている。ずっと明るいのもどうかと思ったので、こういった構成にした。

余談と制作秘話

おらドMだがら作詞すっど!

 ここからは本音トーク! いやぁ、久しぶりの作曲・編曲・動画制作だったので、めちゃくちゃ苦労しました。結果として半月ほど何も手につかず、本編小説はおろか、当ブログやXさえも放置民してしまいました。ポジティブな創造物であるにもかかわらず、ずっと重度の鬱状態だったんです(笑)

 こういう挑戦は常に自分の限界にぶち当たる状態なので、他人の手を借りず全部自分でやりたい完璧主義な俺としては、ほとんど自傷行為レベルで精も根も尽き果てるんですよ。まー、そったらごどは、いがねがら……おらドMだがらさ……(ネル・トゥかっ!)。

 まず難しかったのが「作詞」で、フルで英語の曲を創ったのが実質初めてだったので(昔少しやったことあるが、間違いだらけのブロークン・イングリッシュだった)、メロディーに合致させるという制限のもと英語(不得手な言語)の詩を書くのがとてつもなく難しいことを改めて実感しました。今回は極力字余りも字足らずもないようにして、また文法的にも文章の流れ的にも自然なかたちに落とし込めたと思いますが、「詩的表現」としてやむなく目を瞑った部分もいくつかあります。

歌も歌うど!→んー、でぎねがった……

 そして次の難関は「歌唱」で、あの曲は一度全部自分で歌ってるんですよ。音程としてギリギリ出なかったのは最後の「sense!」の「D#6」くらいで、その他は何とか歌えてはいたんです(テイクを分割しながらなら)。でもどんなに頑張って声を変えようとしても、やっぱり「エリス」にはならなかったので、相当苦悩しました。

 ただ自分らしく自由に歌うだけでも難しい歌なので、それを全く違う声でとなると、不可能を受け入れるしかありませんでした。トーンやフォルマント修正なんか絶対使ったらダメです。声がこもって音声が壊れます(特にフォルマント上げるとか、完全に「アルビン/歌うシマリス3兄弟」ですよ! もう「アルヴィィィィィィィン!!」ですよ!)。

 で、結局「Synthesizer V」の「Solaria」というボカロソフトに歌ってもらうことにしたわけです。ボカロ(厳密にはVocaloidではない)は初めて使ったけど、あまりに自然に英語で歌ってくれるのでビックリしました。声質も完全にエリスのイメージ通りで、音楽と調和したときは感動しました(音源の素になった歌手の方は、すごく澄んだ声してますね)。

 ただ全てが完璧というわけでもなく、やはり人間らしい抑揚などを再現するのは難しいです。今回は時間もなかったので、声質や「テンション」はずっと同じで歌ってもらっているので(オートメーションできればなぁ……)、特にサビなどの高音盛り上がり場面では、自分で歌ったバージョンの方が迫力あったりします。でも英語の発音はすんごく綺麗! 勉強になるわ~。

動画編集もすっかんな~――ってAviUtl重っ!

 で、何とか曲が完成したわけですが、ただ一枚絵の背景に音声だけ付けてアップするのは芸がないと思ったので、少し動画編集もやってみることにしました。普段は全くそんなことしないので、とりあえず昔使っていた「AviUtl」をイチから入れなおして、有志の方が公開されている各種スクリプトも入れてみて、気に入ったものを使ってエフェクトを入れてみました(本当にどれも素晴らしいスクリプトです。製作者の方々ありがとうございます)。

 ただ作業は難航します。AviUtlは古いソフトなので、作業全てをCPU頼みで行うようで、プレビュー画面がものすごく重たいのです。あの程度のフィルターエフェクトを掛けているだけでもコマ落ちするほど重たいです。何のためにグラボ「Geforce RTX 3090」を着けているのか分からないほど重いです(大事なことなので三度言いました)。そりゃ~みんな「After Effect」とか使うわけだ。俺も欲しいけど、サブスク系ソフトを買うのは気が進まない……。

んだば、ここまでだべ!

 何はともあれ、無事楽曲は完成したので、これでようやく小説本編の続きが書けそうです。まぁVS編でもう1曲くらいは創るかもですが、次はもう少し早く形になるでしょう。欲を言えば、もっとヴァルキュリア・セレナードっぽいオケにできればいいんだけどな……。ベース音源は6弦のものだし、エリスの4弦ベース「Ibanez SR300E」よりもかなり低い音を出してしまってる。ドラムもフロアタム2つ(シンバルはもっと)あったりして、エミリーの「TAMA Superstar Classic」より音数が多いし……。

 でも、そんなふうにリアリティを求めだすと切りがなくなるね。ある程度で妥協する潔さも大切かも? ま、創作は自由なので、自分の首を絞めすぎない程度の負荷をかけて、これからも活動していくつもりです。この度はご清聴ありがとうございました!

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